介護が必要とされる高齢者の終の棲家ともいえる施設である。当施設は全て4人部屋であり室内の様子が常に介護士が把握できるようになっている。ベットは窓側2人、廊下側2人の配置であるが入居者は不思議と廊下側のベットを選ぶ。廊下での人の様子がわかること、介護士の動きがわかることが安心につながるようである。楽しみは交流会、談話コーナーでのなごみ、介護士さんとの会話、食事、機械入浴などである。やはり、団らんコーナーからは窓越しに秩父の山々が見え癒しにつながるようである。昔は霊安室に名札がついていたが今は休憩室の名札である。ほとんどの人が亡くなる時は救急車で運ばれ病院で亡くなっている。